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貸家・テラスハウス

こちら「低原館山」シリーズのオリジナル館。海まで歩ける立地に貸別荘感覚にて、自然に触れ土に触れ、ドックランあり、囲炉裏ありの、休日をのんびりお過ごし頂くコンセプト。今では定番となったキーワードも、思えばこの頃から徐々に増えていったような。ところで「高原」の反対語は「平原」だそうで「低原」なる言葉はないのだと。今頃調べては、我ながら物知らずと自嘲するも、これは「低山」に掛けた造語であって、転じて起伏が緩い館山の比喩だと、自らに言い聞かせるように。現地ではペンキ屋さんが補修工事する合間を縫って撮影。心地良い風を感じながら、住宅と別荘と畑、その向こうには低い山が混在する景色を見ている。長閑さにふと時も緩く刻み出すかのようで、里心が「めばえ」たりするのでした。